コラムColumn
弊所講師陣や全国の著名FPによる連載コラムを
無料で公開しています。
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- 2020.02.06
- 税金
2020年1月税制改正により、損する人と得する人
2020年1月より所得税に関する大きな税制改正が実施されました。影響を受けるのはズバリ会社員、公務員、団体職員などの給与所得者で、年末調整や確定申告の所得税の計算時に影響を及ぼします。その改正点について確認してみましょう。 1.基礎控除額の引き上げ納税者が税金を計...
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- 2020.01.30
- 年金
老齢年金の受給者が働いて収入を得ると損なのか?
2019年12月19日に、全世代型社会保障検討会議の中間報告が公表されました。年金分野では、受給開始時期の選択肢の拡大や厚生年金の適用範囲の拡大と共に、在職老齢年金制度の見直しが盛り込まれています。一定の要件に当てはまる場合、月額の報酬と年金の合計額に応じて年金が減額される制度...
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- 2020.01.23
- 年金
老齢基礎年金を満額受け取るには? ~ 任意加入制度の活用
国民年金保険料を20歳から60歳まで40年間納めた方は、65歳から老齢基礎年金を満額受け取ることができます。2019年度は780,100円(年額)です。しかし20歳から60歳までの間で国民年金保険料を納めていない期間があると、それに相当する年金額が減額されてしまいます。そうした...
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- 2020.01.16
- 住宅
住宅ローンを組むうえでの5つの鉄則
過去最低水準にあるといってもいい住宅ローン金利。手厚い住宅ローン減税もある。今年こそ、夢のマイホームを手に入れたいと思っている人も多いことでしょう。確かに、住宅取得を考える人にとって、現在の外部環境は昔に比べると有利だと考えられることが多くあります。しかし、住宅ローンも所詮は借...
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- 2020.01.09
- 生命保険
先進医療から「多焦点眼内レンズでの水晶体再建術」が適用除外へ
「先進医療」といえば、高額ながん治療のための粒子線治療などを思い浮かべる人が多いかもしれません。先進医療は技術料部分が全額自己負担ですから、粒子線治療の場合300万円以上かかります。しかし、例えば、重粒子線治療は、2016年4月から骨軟部がん(切除非適応の骨軟部腫瘍)、2018...
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- 2020.01.02
- 生命保険
不払い事件を繰り返さないために
かつて、生命保険会社は定期付終身保険を主力商品として、予定利率が高い時代に加入した貯蓄性の高い保険を、転換(下取り)制度を利用して、それまでに貯まった責任準備金(解約金とほぼ近い計算方法で金額もほぼ同じ)を使い、掛け捨ての定期保険部分に頭金として投入し、10年更新型の定期保険特...
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- 2019.12.26
- ライフプラン
セカンドライフの準備には縦横の資産形成を。
「お金」の話になると「●●不安」という言葉が先走ってしまいます。今回は、「不安解消」ではなく、「安心を得る」ことで不安の割合を減らしていきましょう。様々な人とお金の話をしていて感じるのは、「いつまでにいくら持つ」よりも「いつまでいくら使える」を考える方が、より安心につながるので...
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- 2019.12.19
- ライフプラン
資産形成の第一歩は家計の「見える化」
長寿化がすすむ現代では、「稼ぎ力のあるうちはお給料の一部を貯蓄や投資に振り向けていき、リタイアまでにしっかり金融資産を積み上げる。そしてできるだけ長く働いて、リタイア後は積み上げてきた金融資産を引き出していく」という長期的な視点を持つことが大事です。ただし、そのときに一般的な数...
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- 2019.12.12
- 投資
投資の際に意識したい心の癖と偏り
「市場は合理的である」とされてきた従来の経済学の前提は、取引に参加する投資家全員が同じ情報を持ち、自分が得た情報を正確に処理し、投資効率が最大になるように行動するというものです。一方で、心理学の理論や分析の手法を使用し、人の投資に関する行動や金融市場の変動要因などの解明を目指す...
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- 2019.12.05
- ライフプラン
サブスクリプションサービスという選択 ~ 所有から利用する時代 ~
近年、サブスクリプションという言葉をよく耳にするようになりました。定額課金サービスの意味で使われていますが、英語のサブスクリプションには「予約購読」や「年間購読」の意味があり、サブスクリプションサービスとは一定の料金を支払うことで一定期間サービスを受けられる仕組みです。たとえば...