コラムColumn
弊所講師陣や全国の著名FPによる連載コラムを
無料で公開しています。
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- 2024.03.28
- 住宅
購入するだけが住宅じゃない?住まいも多様化の時代に
若年層の間で賃貸住宅を積極的に選ぶ動きが顕著になってきている現代社会において、アドレスホッパー、ノマドワーカー、デュアラーといったライフスタイルを選択する人々が増えています。これらの人々は、従来の「家を持つ」という価値観から距離を置き、柔軟性と自由を重視する傾向にあります。この...
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- 2024.03.21
- その他
ついに金融政策が「異次元」から「正常化」へ
2024年3月19日、日本銀行の政策委員会・金融政策決定会合において、これまでの金融政策の枠組みの見直しが決定されました。当初、政策転換は4月ごろではないかと予想されていましたが、3月に前倒しされたかたちです。 今回、金融政策の大幅な見直しが決まったのは、以下の2つの点が...
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- 2024.03.14
- 生命保険
世帯構成の多様化と保険ニーズの変化
◆世帯構成の多様化とその影響日本の世帯構成は目まぐるしく変化しており、直近の国勢調査(※1)によると「単独世帯」が全世帯の約38%を占めていることが明らかになっています。かつての日本の標準世帯であった「夫婦と子供から成る世帯」が今や全世帯の25%まで減少し、「夫婦のみの世帯」が...
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- 2024.03.07
- その他
共済加入者でも保険との違いに気づけない理由
共済も保険も、「さまざまな経済的リスクに備えるための仕組み」という点では共通で、経済的リスクに瀕した加入者の生活を支える社会的役割を担っています。一方で、保険会社の多くが会社法に基づいて設立された営利法人であるのに対し、協同組合(共済団体)は営利を目的とした事業を法律で禁じられ...
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- 2024.02.29
- ライフプラン
ペットは「家族」!かかるお金も子ども並みで「聖域」となる?
私の友人が、昨年から小型犬を飼い始めました。ちょうど、子どもが就職をして、子育ても卒業。「第二の子育て」のようなものだと笑っていましたが、驚かされるのは、とんでもなく、お金がかかること。話を聞いていると、食べるものや着るもの、おもちゃやグッズなどなど。正直、人間の赤ちゃんよりか...
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- 2024.02.22
- ライフプラン
生命保障・損害保障に加入したらWEBページやアプリの活用を!
入学・就職シーズンが近づいてきました。親元を離れて県外に行ったり、一人暮らしをはじめたりするなど、ライフイベントの転換期でもあります。様々な将来設計を考えて共済や保険に加入したり、新NISAを始めたりする方も多いのではないでしょうか。今回は生命・損害保障(共済・保険)の加入者に...
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- 2024.02.15
- 投資
元本確保型の反対語は「元本変動型」!?
確定拠出年金(企業型DC・iDeCo)における運用商品の分類は、「元本確保型商品」と「それ以外の商品」に大別されるのが通例ですが、後者のことを「元本変動型」と称する動きが一部に見られます。およそ日本語を理解していれば口にするのも憚られる言葉であることは、以前にもこのコラムで取り...
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- 2024.02.08
- 投資
投資信託のコストは総経費率をチェック!
投資信託を保有する間、信託財産から一定の運用管理費用(信託報酬)が差し引かれます。個人が投資信託を保有する場合、運用・管理に関わる費用として負担しているものです。そして、この信託報酬は、購入する際に読むべき書類である、目論見書に記載されています。 信託報酬は、投資信託を運...
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- 2024.02.01
今話題の「卵子凍結」のメリット・デメリット
■卵子凍結が注目される理由2022年12月に東京都の小池百合子知事が、少子化対策として「健康な女性が卵子を凍結保存する際の支援策を検討する」という考えを示し、2023年度予算に関連経費を含め1億円を計上したことが話題となり、卵子凍結への関心が急速に高まっています。 男性の...
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- 2024.01.25
近づく「金利ある世界」、住宅ローン、資産運用、どうする?
2024年1月19日に総務省が公表した消費者物価指数(CPI、総合指数)の年間上昇率を見ると、2023年は1年間で3.2%の上昇だったようです。値動きの大きい生鮮食品を除いた総合指数でも、前年比3.1%の上昇でした。 総合指数が前年比+3%を超えるのは1991年(+3.3...