コラムColumn
弊所講師陣や全国の著名FPによる連載コラムを
無料で公開しています。
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- 2025.06.19
- ライフプラン
「サードライフ」への備えを考える
退職後健康的に自立して生活できる期間(働くことができる期間)を「セカンドライフ」、その先にある何らかの形での支援や介助が必要な要介護生活を「サードライフ」といいます。人生100年時代と言われている今、退職後の生活は現役時代と同じくらいの期間になる可能性があります。老後の生活を考...
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- 2025.06.12
- 税金
ふるさと納税額に役立つ、住民税決定通知書の活用法
6月になると、多くの会社員の手元に「住民税決定通知書」が届きます。会社経由で配布されるこの書類には、1年間の住民税額やその根拠となる所得額・控除額などが記載されています。多くの方は、ざっと目を通して保管しているか、あるいは封も開けずに引き出しにしまっているかもしれません。 ...
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- 2025.06.05
- 住宅
金利上昇開始!?今後の住宅取得における住宅ローン戦略
上がり始めた金利:住宅ローン環境は確実に変わったこれまで長く続いてきた超低金利時代は転機を迎え、2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除して以来、金融市場は一気に動き始めました。2025年1月時点の政策金利は1年足らずで3回の利上げを実施した結果0.5%まで上昇しています。...
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- 2025.05.29
- 投資
ジュニアNISA廃止後、子どもはどこで投資すればよいの?
セミナーなどで、「各種手当やお年玉などの一部を、子ども名義の口座で投資したいのですが」といったご質問を頂戴することがあります。2024年からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)は、日本に住む18歳以上の人が対象で、未成年者は利用できません。また、ジュニアNISAも202...
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- 2025.05.22
- 相続
公正証書遺言の電子化がスタート ~遺言はまだ早い?~
「遺言なんて自分にはまだ早い」と考える方は少なくありません。しかし、相続をめぐるトラブルが年々増加している(※1)なか、元気なうちに「想い」や「意志」を形にしておく重要性が高まっています。こうした状況を受け、2025年から公正証書遺言の電子化がスタートします。これまで「対面で紙...
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- 2025.05.15
- 税金
所得税の課税最低限160万円引き上げ、実態は骨抜きだらけ
先の衆院選で話題となった「年収160万円の壁」。長年続いた「年収103万円の壁(※1)」を約30年ぶりに見直し、課税最低限(所得税がかかり始める年収)を160万円まで引き上げる措置が決まりました。これは一見、低所得の勤労者に朗報であり、「パートで年収160万円まで稼いでも税金ゼ...
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- 2025.05.08
- 住宅
フラット35が7ヵ月ぶり低金利!今こそ固定に変えるチャンス?
住宅ローンの全期間固定金利型の代表格である「フラット35」の2025年5月の適用金利が、前月よりも0.12%下がり1.820%になりました(借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、新機構団信付きの場合)。 この1.820%という水準は、2024年10月以来7カ月ぶり...
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- 2025.05.01
- 税金
増税は大騒ぎでも社会保険料の負担増がアッサリ通る理由
2025年3月31日、ようやくといった感じで2025 年度税制改正法が成立しました。「178万円までに引き上げられる」「修正案では123万円に」などと話題になった103万円の壁は、160万円まで引き上げられたものの、減税額はおおむね2~3万円程度。しかも、新しく導入された「基礎...
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- 2025.04.24
- 生命保険
知っておきたい がん保険のキホン
日本人の2人に1人が、がんに罹患すると言われています。しかし昔と違って治すことができる時代でもあります。生活習慣病のように治療をしながら長く付き合っていく病気になりつつあるのではないでしょうか。ただ他の病気より治療方法によっては費用がかかり、仕事に行けない期間が長くなることもあ...
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- 2025.04.17
- 投資
“忍耐強い”投資家であれ
金融庁は今年(2025年)2月に2024年12月末時点の「NISA口座の利用状況調査(令和6年12月末時点・速報値)を公表しました(対象はNISA取扱全金融機関)。口座数は 2,560万口座となり、1年間に17兆円超の上場株式や投資信託がNISA口座で購入されたことになります...