コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 山田 静江
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- 2022.04.21
- その他
2022年からの医療保険の改正
2022年から、医療保険について、いくつかの大きな改正がありました。どのような点が変わっているのか、見ていきましょう。 【2022年1月から】1.傷病手当金の支給期間の通算化傷病手当金の支給期間は、「支給開始から1年6ヶ月」だったものが、「支給日の日数を通算して1年6ヶ月...
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- 2022.03.03
- その他
国民健康保険の保険料
2022年度から、国民健康保険料の医療分の上限額(賦課限度額)が82万円から85万円に引き上げられます。単身で上限までの保険料を支払っている人はそれほど多くはないかもしれませんが、この機会に、国民健康保険料(保険税としている自治体もあり)がどのように決まるのか、確認しておきまし...
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- 2021.12.09
- ライフプラン
高額介護サービス費の改正 ~高所得者の負担拡大 ~
人口が多い団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になる「2025年」を前に、公的介護保険を持続可能な制度とするため、収入(所得)や資産が多い人には、それなりの負担を求める必要性が長年の検討課題となっています。介護保険制度は、おおむね3年ごとに大きな制度見直しが行われていますが、今年...
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- 2021.10.21
- 相続
マイホーム借り上げ制度 ~空き家となった実家の活用法~
最近、社会問題となっている空き家問題。わが家の隣の家が空き家になったら、「迷惑だなぁ」と思うかもしれませんが、これが実家のこととなると話は別です。 「実家がなくなるのは寂しい」「他のきょうだいとの意見が合わない」「取り壊しには費用がかかるけど、お金がない」「売りたくても買...
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- 2021.09.02
- 年金
公的年金の繰上げ繰下げのルールが変わります
現在の公的年金制度は、65歳支給開始が原則ですが、受給開始時期を早めたり、遅らせたりできます。開始時期を早めることを「繰上げ受給」といい、この場合、受給できる毎年の年金額は減ってしまいます。一方、開始時期を遅らせることを「繰下げ受給」といい、この場合は、年金額を増やせます。繰上...
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- 2021.05.27
- ライフプランその他
再就職やスキルアップに役立つ雇用保険の活用法
雇用環境の悪化や新型コロナウイルス感染症が広がったことで、職を失ったり収入が減ったりする人が増えています。雇用保険には、失業時の基本手当支給のほかに、再就職や転職、収入増に結び付く資格やスキルを習得するための各種制度があります。雇用保険に加入したことがない人でも利用できる場合が...
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- 2021.04.22
- 相続
相続に必要な被相続人の戸籍謄本
相続の手続きで最初にやるべきことは、「誰が相続人か」の調査です。それを証明する書類が戸籍謄本です。戸籍謄本(現在は戸籍全部事項証明書)とは婚姻と親子関係の記録なので、古い戸籍をたどって親子関係や兄弟姉妹を調べます。 1.戦後、戸籍は2回変わっている戦後すぐに新戸籍法が施行され、...
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- 2021.03.11
- 年金
加給年金でよくある勘違い
公的年金において扶養手当のような役割を果たすのが「加給年金(額)」です。65歳以降に老齢厚生年金を受け取るとき、あるいは、定額部分を含む特別支給の老齢厚生年金を受け取るときに、以下の条件を満たしていれば加算されます(共済年金等についても、おおむね同じ扱いです)。 ...
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- 2020.12.03
- 相続
特別養子制度に関する民法等の改正
特別養子制度とは、家庭に恵まれない子に温かい家庭を提供して、その健全な養育を図ることを目的として創設された、子どもの利益を図るための制度です(法務省HPより)。保護者がいない、保護者が育てられない、保護者から虐待を受けているなどにより児童養護施設等に入所している子を、特別養子制...
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- 2020.10.15
- 相続
養子縁組と相続
相続において、養子の扱いはやや複雑になります。相続人としての扱いは、原則として実子と養子は同じ扱いになるものの、その子(被相続人の孫)が代襲相続人になるかどうかについては、その子が生まれた時期が関わってくるからです。一方、相続税の計算においては、基礎控除額の「法定相続人の数」に...