コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 黒田 尚子
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- 2023.09.07
- ライフプラン
医療費高騰!?2023年8月から公表「紹介受診重点医療機関」とは
筆者はFPとして、毎月、東京都内の病院で、がん患者さんの相談を受けています。先日も、1ヶ月ぶりに来院したところ、院内に「始まります。紹介受診重点医療機関」という厚生労働省のポスターが貼られているのに気づきました。さて、みなさんは、この「紹介受診重点医療機関」という新しい制度をご...
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- 2023.05.04
- 生命保険
2022年4月から日本でも本格的に開始「保険買取サービス」とは?
みなさんは、不要な保険を買い取ってくれる「保険買取サービス」をご存じでしょうか?欧米では、1980年代にエイズ患者の生命保険を買い取るビジネスの流行をきっかけに、急激に拡大。とりわけ米国では、買取範囲もがんなどの重篤な疾病による余命2年以内の限定的な被保険者が利用する制度(Vi...
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- 2023.01.26
- 生命保険
医療保険にも「免責期間」が設定される商品が増加!?
まずは、タイトルから若干外れたエピソードをひとつ紹介させてください。私事で大変恐縮ですが、私の娘が高校三年生で、ちょうど大学受験真っ盛り。今は、先日の共通テストの結果を受けて、国立大学の二次試験の出願先を決定し、2月上旬から始まる併願する私立大学と二次試験の対策のため、文字通り...
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- 2022.10.27
- その他
75歳以上の医療費負担増で押さえておきたいポイント3つ
2021年6月4日、医療制度改革関連法案が成立。今年10月1日から75歳以上の後期高齢者のうち、一定の所得がある人の医療費の窓口負担割合が1割から2割に引き上げられています。高齢になれば、誰しも持病の1つや2つは抱えているもの。定期的に通院している方も少なくないでしょう。ただで...
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- 2022.07.28
- 税金
子どものアルバイト代で親の税金はどう変わる?
現在、私は都内の私立大学で非常勤講師として「FP論」を担当しています。昨年は、すべてオンライン授業でしたが、今年は対面。しかも授業は週2回あり、2ヶ月間とはいえほぼこの間は、授業の準備や学生等への対応で他の業務ができない状況に陥っています。とはいえ、今の若い世代のリアルな声を聞...
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- 2022.05.05
- 生命保険
2022年4月からの「先進医療」の見直しと粒子線治療
最近の医療保険やがん保険において、ほぼ“標準装備”となった「先進医療特約」ですが、2022年4月から、この特約に関係する先進医療の見直しが行われたのをご存じでしょうか? それは、陽子線や重粒子線など粒子線治療のうち、保険適用となる対象が拡大されたことです。粒子線治療といえ...
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- 2022.01.20
- 生命保険
がん保険の「3ヶ月」の空白期間を心配しなくても済む!?
がん保険の特徴の一つに、加入成立後90日間(もしくは3ヶ月間)は保障が受けられない「免責期間」が設けられている点があります。これは、例えば、がんが疑われるような自覚症状のある人が、医師の診察や検査等を受ける前にがん保険に加入すること。つまりモラルリスクを防ぐためのものです。です...
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- 2021.10.28
- ライフプラン
2021年10月から本格的に「マイナ保険証」が利用開始
筆者は、毎月定期的に東京・虎の門病院に通院しています。とはいっても、患者として、ではありません。FPとして、がん患者さんやそのご家族に対するお金と仕事の相談会を担当しているためです。10月中旬、いつも通り、来院して、がん相談支援センターの受付機器のボタンを押そうとしたとき、すぐ...
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- 2021.08.26
- その他
2022年1月1日施行「傷病手当金の通算化取得」の経過措置
今回は、筆者が2021年5月6日に寄稿した「「傷病手当金」が通算可能に!」の続編です。詳細は、上記コラムをご参照いただくとして、前回ご紹介したのは、来年1月1日以降、傷病手当金の支給期間が通算できるようになるという改正内容でした。これまでは暦上、支給開始から1年6ヶ月を経過して...
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- 2021.05.06
- その他
「傷病手当金」が通算可能に!
2021年2月5日、「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が国会に提出されました。 https://www.mhlw.go.jp/content/000733601.pdf このうち、筆者がFPとして注目したのは、健康保険法...