コラムColumn
絞り込み条件(カテゴリー): 相続
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- 2024.11.07
- 相続
相続対策に活かす、相続時精算課税制度の活用ポイント
2024年1月より、相続時精算課税制度について、新たに年間110万円の基礎控除額が設けられました。相続時精算課税制度を選択した場合であっても、年間110万円までの贈与については申告が不要になります。これまで、相続時精算課税制度を利用される方は少なかったものの、法改正によって今後...
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- 2024.08.01
- 相続
死亡共済金は特別受益に当たらないのか
生命保険の死亡保険金は、預貯金など他の資産と比べ「相続に強い」といわれます。民法上、死亡保険金は相続財産ではなく、受取人固有の財産であることがその理由のひとつです。 相続が発生すると、預貯金や有価証券、不動産など、被相続人(亡くなった人)が生前に保有している一切の財産は相...
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- 2024.07.18
- 相続
財産管理のトラブル事例と利用できる制度
認知症になると預貯金の解約や不動産の売却、介護施設の契約ができなくなります。高齢の親と離れて暮らす場合、特殊詐欺や金融商品のトラブル、訪問販売による高額な買い物などのリスクがあります。 日本では1999年の民法改正により、2000年から成年後見制度が始まりました。これは、...
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- 2024.04.18
- 相続
不動産の相続登記の義務化がスタート
2024年4月1日から相続登記の申請が義務化されました。これまでは、相続が発生してもその結果(誰が遺産を相続するか)を不動産登記に反映させる時期自体には制限がなく任意とされていました。しかし、所有者が分からない・所有者と連絡がつかない土地、相続登記がされていないため所有者がわか...
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- 2023.12.14
- 相続
空き家を放置すると税金が6倍になる?
5年ごとに調査が行われる総務省統計局の「土地統計調査(2018年)」によると、活用の目処が立たない長期放置の空き家は国内に349万戸もあるそうです。5年前(2013年)の調査と比べ3.6%の増加と聞くとわずかな気もしますが、件数では29万3千戸の増加となり、いかに空き家が増えて...
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- 2023.06.15
- 相続
知識不足が引き起こす家族の争いとは
争族とは、遺産相続をめぐる親族間の争いを指す言葉です。読者の多くも「私の家族は仲が良いから、相続で争うはずがない」と感じているかもしれませんが、そんな人ほど争族に巻き込まれる可能性が高いので留意が必要です。なぜならば、争族に繋がる主要な原因は「相続についての知識不足」だからです...
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- 2021.10.21
- 相続
マイホーム借り上げ制度 ~空き家となった実家の活用法~
最近、社会問題となっている空き家問題。わが家の隣の家が空き家になったら、「迷惑だなぁ」と思うかもしれませんが、これが実家のこととなると話は別です。 「実家がなくなるのは寂しい」「他のきょうだいとの意見が合わない」「取り壊しには費用がかかるけど、お金がない」「売りたくても買...
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- 2021.05.13
- 相続
相続人がいない場合、自分の財産はどうなっちゃうの?
人が亡くなると、被相続人の一切の財産は相続人に引き継がれます。相続人は民法によって一定範囲の親族に限定されていて、これを法定相続人といいます。 ■誰が法定相続人になるのか被相続人の配偶者は必ず相続人になります。直系卑属(子や孫)がいれば彼らも相続人になります(第1順位)。...
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- 2021.04.22
- 相続
相続に必要な被相続人の戸籍謄本
相続の手続きで最初にやるべきことは、「誰が相続人か」の調査です。それを証明する書類が戸籍謄本です。戸籍謄本(現在は戸籍全部事項証明書)とは婚姻と親子関係の記録なので、古い戸籍をたどって親子関係や兄弟姉妹を調べます。 1.戦後、戸籍は2回変わっている戦後すぐに新戸籍法が施行され、...
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- 2020.12.03
- 相続
特別養子制度に関する民法等の改正
特別養子制度とは、家庭に恵まれない子に温かい家庭を提供して、その健全な養育を図ることを目的として創設された、子どもの利益を図るための制度です(法務省HPより)。保護者がいない、保護者が育てられない、保護者から虐待を受けているなどにより児童養護施設等に入所している子を、特別養子制...