コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 関口 輝
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- 2023.05.25
- 損害保険
地震による住宅被害に100%備える方法
地震による住宅等の被害に備えるには、損保各社が取り扱う地震保険やこくみん共済 coop が取り扱う自然災害共済があります。どちらも単独では加入できず火災保障に付帯させて加入します。地震に備えられる金額は、地震保険が「元となる火災保険金額の50%まで」、自然災害共済が「元となる火...
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- 2023.04.20
- 損害保険
二輪車こそ自動車保障(保険・共済)に加入すべき
私が暮らす長野県は、春になると県外から多くのオートバイがやってきます。景色が良いのはいうまでもなく、空気がきれいで渋滞が少ないなど、ツーリングに適した条件が揃っているからでしょう。オートバイの免許は16歳から、最短5日で取得できてしまいます(小型二輪AT限定の場合)。あとはオー...
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- 2023.03.30
- ライフプラン
日本の高齢者は毎日9,900万円を失っている
タイトルが何を意味するか、おわかりでしょうか?これは、2022年の特殊詐欺被害総額361.4億円を、365日で割った数値で、警視庁の広報資料「令和4年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値版)」に掲載されています。つまり、1日当たり約9,901万円相当の被害が発生し...
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- 2023.03.02
- ライフプラン
高齢者虐待の見過ごせない現実
介護保険制度が開始した2000年以降、要介護・要支援認定者は増え続けています。高齢者人口の増加が一因とも考えられますが、第1号被保険者全体に占める要介護・要支援認定者の割合も増加していることから、日本人の長寿化とも関係があるといえます。 ●現在の介護形態在宅による介護サー...
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- 2023.02.16
- 損害保険
退職後の火災保険は受難が多い
退職を機にやめられる(あるいは減額できる)保障もあれば、そうでない保障もあります。自宅の火災保障(共済や保険)や自動車の保障はやめられない保障の代表格で、どちらも相当に潤沢な資産がある人を除けば退職後も必携です。しかし、損害保険各社の火災保険に関しては、退職後の契約締結に際し、...
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- 2023.01.05
- 生命保険
世帯構成で変わる子どもの医療保障
昔から議論が絶えない課題に「子どもに医療保障は必要かどうか」があります。FP等の専門家でも見解が割れる問題ですが、「年齢だけにフォーカスして必要性を一様には判断できない」が私見です。掘り下げて考えてみましょう。 ◆不要論の根拠「不要」と考える最大の理由は、自治体による医療...
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- 2022.12.08
- 損害保険
等級制度に見る自動車補償へのスタンス
ご存じの通り、こくみん共済coop マイカー共済の等級は22等級まであり、最大割引率は64%となっています。これは、損保各社の一般的な自動車保険が「20等級・最大割引率63%」に留まる点と比較するとやや有利な特徴ではあるものの、特筆すべき優位性とまではいえません。しかも、マイカ...
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- 2022.12.01
- その他
ふるさと納税の手続き簡素化に期待すること
ふるさと納税にかかる手続きのさらなる簡素化として、「ワンストップ特例制度」の申請がオンライン手続きだけでできるようになりました。2022年9月5日に「自治体マイページ」に新機能として追加され、サービスが開始されています。 ●自治体マイページとは自分が寄附したふるさと納税を...
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- 2022.10.13
- 損害保険
自動車保険の長期契約は誰得なのか
損害保険各社の自動車保険には、保険期間が1年を超える長期契約があります。保険期間は2年、3年、7年などさまざまですが、1年契約にしか馴染みがない人は、「長期契約すれば割引が大きいのか」という期待や、「等級はどうなるのか」「途中で契約内容を変えられるのか」といった疑問が尽きません...
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- 2022.08.18
- 損害保険
値上げが続く火災保険(2022年10月改定)
近年、値上げ続きの火災保険・地震保険が、2022年10月から多くの地域で値上げされます。その背景や具体的な値上げ幅をみてみましょう。 1.火災保険参考純率は全国平均で10.9%アップ。長期契約は最長5年へ2021年5月21日、損害保険料算出機構は火災保険(住宅総合保険)の...