コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 塚原 哲
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- 2024.08.15
- 生命保険
独身者が終身の死亡保障に加入すべき理由
独身者(単独世帯)にとって死亡保障は不要と考える人も多いでしょう。「自分が死んでも遺族がいないから誰も困らない」という理由が一般的です。保険や共済の専門家にも「独身者には死亡保障は不要」と論じられる方が多いのも事実です。 しかし、「遺族のため」ではなく、「自分のた...
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- 2024.06.27
- 貯蓄
資産形成の肝は種銭づくり
1.種銭がなければ話にならない資産を増やすための運用を始める際、その元手となる軍資金を「種銭(たねせん)」といいます。具体的には、貯蓄のうち、投資に回せる余裕資金を指します。いまNISA制度は人気の高まりを見せるなか、「資産形成」と聞くと「運用」を想像する人が多く、運用利回りの...
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- 2024.04.25
- 損害保険
免許を取った直後の自動車補償
春になると、特に学生や新社会人を中心に初心者マークの自動車が増えてきます。読者でも、運転免許を取ったばかりのお子さんがいらっしゃれば、どのような自動車補償に入った方がいいのか悩まれることでしょう。 ●自動車補償の契約の基礎知識自動車補償(保険・共済)に加入するときは、次の...
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- 2024.03.14
- 生命保険
世帯構成の多様化と保険ニーズの変化
◆世帯構成の多様化とその影響日本の世帯構成は目まぐるしく変化しており、直近の国勢調査(※1)によると「単独世帯」が全世帯の約38%を占めていることが明らかになっています。かつての日本の標準世帯であった「夫婦と子供から成る世帯」が今や全世帯の25%まで減少し、「夫婦のみの世帯」が...
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- 2023.12.07
- その他
弁護士保険:新しい安心を求めて
学校のいじめやストーカーなどの被害に遭遇したときに、弁護士に相談し法的に対策を取ることは効果的です。とはいえ、多くの人が最初に案ずるのは弁護士費用でしょう。そこで今回は弁護士費用に焦点を当て、まずは一般的な報酬体系から解説をはじめましょう。 ●弁護士費用はいくらかかるのか...
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- 2023.08.17
- ライフプラン
家族構造の変化と未来: 甥や姪に頼る時代へ
日本の社会構造は急速に変化しています。その一例として、2020年の国勢調査ではかつて主流だった夫婦と子世帯が25.1%、夫婦のみの世帯も20.1%まで低下する一方、単独世帯が全体の38.1%を占めるまでになるなど、多様化が進んでいます。その結果、各世帯が抱える問題も多種多様とな...
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- 2023.06.15
- 相続
知識不足が引き起こす家族の争いとは
争族とは、遺産相続をめぐる親族間の争いを指す言葉です。読者の多くも「私の家族は仲が良いから、相続で争うはずがない」と感じているかもしれませんが、そんな人ほど争族に巻き込まれる可能性が高いので留意が必要です。なぜならば、争族に繋がる主要な原因は「相続についての知識不足」だからです...
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- 2023.04.13
- ライフプラン
認知症対策と任意後見制度:身近な例から学ぶ
1年ほど前のこと、母から突然「任意後見契約をしたいので、受任者になってほしい」と言われました。その理由を聞くと、母が旧友と再会した際に、思いのほか旧友の認知症が進んでいてショックを受けたこと、同年代の本人もその当事者になる可能性が高いと感じたからとのことでした。 母が「任...
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- 2023.02.09
- ライフプラン
だれも知らない「保険」と「共済」の違い
今から30年ほど前、私が初めて共済に加入したのは大学生の頃でした。手元に届いた自動車保険の更新案内に年払い125,000円程度の保険料が記載されていましたが、その矢先に視界に入ってきたのが全労済(現・こくみん共済 coop )のマイカー共済の新聞広告でした。 小型四輪車の...