FPI-J 生活経済研究所長野

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コラムColumn

  • 2020.10.08
  • ライフプラン
  • 谷崎 由美

コロナ禍での支出(暮らし)の変化

コロナ禍で「生活様式」が変化された方の話を聞く機会が多くなりましたが、皆さんはいかがでしょうか?

 

お金の面だと、業種にもよりますが、補助金が手厚いおかげか、サラリーマンの方は現時点では、減収等影響が少ない方が多いようです。しかし『今後』については「ボーナス等に影響するのではと不安」という方も少なくないと思われます。

 

コロナ禍の中、様々なご家庭の生活に関する相談を受けていると、特徴的なのは、収入よりも「支出が減った」「自分に使える時間が増えた」という変化を感じられるご家庭が多いことです。支出減については、意識して節約するというよりは、外出できないことでお金を使う機会が減ったことが原因のようです。また、「出かけられないのはみんな同じ」という意識からか、ストレスも溜まらないようです。

 

年初まで、当たり前にできていたことができなくなり、不自由はありますが、不足があると人間は考える生き物なんだと改めて感じています。

 

・外食ができない分、内食を充実させてみると、外食よりも質の高い食材を買っても安いと気づいた。
・在宅で家にいる時間が増え、片づけや家電の買い替え、部屋の模様替えをしたら、快適な空間になった。
・リモートワークだと仕事が捗る(余計な用事を頼まれないから)。
・通勤時間に時間を奪われていたことはわかってはいたけれど、実体験で元には戻りたくないと思った。
・会社に行くのが嫌だと思っていたけれど、在宅になって、会社で人と関わりあうのが大切だとわかった。
・学校に行かなくても勉強はできる。

 

等々、自分にとっての様々な「気づき」を聞かせていただきました。

 

私も、先日断捨離がてら、フリマアプリで家にあるものを出品しました。いつも出品はするけれど、買う機会はなかったのですが、友人からフルーツや野菜等の良い食材が出品されていると聞き、検索すると本当だ!

 

自宅にあった物を処分した売上金で、普段は買うのを躊躇するようなメロンから買ってみました。午前に収穫したメロンを午後に発送するということで、発送のお知らせがあった翌日に到着しました。早速切ってみると、完熟した食べ頃。お店で固めのメロンを買って追熟させるのとは甘さが違いました。

 

次に、卵を買ってみることに。「初産みたまご」という鶏が初めて産む卵を40個1,600円、60個1,900円。同じく午前に採卵した卵を午後には発送してくれるので、2週間は卵かけご飯、加熱調理なら1ヶ月間食べられるそうです。
「シェアしようと5人の友人に連絡し、友人には10個で250円を負担してらうことにしました。私は物を処分した売上があったので多めの負担で新鮮な卵を手に入れられ、また友人からの計1,250円で、サンマと豚ヒレ肉も買えました」。

 

自宅の不要なものが、お金に変わり、メロンや卵に変わり、サンマと豚ヒレ肉になり、わらしべ長者のような気分です。

 

恐らく、出品していた業者さんはコロナ禍で出荷先がなく、通常はそのような場所で販売はしていなかったのかもしれませんが、それでも良い食材は早々に売り切れになります。私は、食材の新たな調達ルートを発見し、業者さんはコロナのお陰で新たな販売ルートが作れたかもしれません。

 

「新しい生活様式」色々な発見をして、楽しみたいと思います。

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