コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 竹川 美奈子
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- 2021.04.01
- 貯蓄
引き出し制限解除で人気化するジュニアNISAの落とし穴
2024年から引き出し制限が解除されることを受けて、一部で人気がでているのが2023年で廃止になるジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)です。「いつでも解約して現金を引き出せるようになる」「子ども(または孫)が成人になるまで非課税で運用できる」のはその通りなのですが、気...
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- 2020.12.31
- 投資
意外と多い!?「つみたてNISA」で短期の利益確定
2018年からスタートした「つみたてNISA」の利用が徐々に広がっています(2020年6月末時点で、つみたてNISAの口座数は244万3,717口座)。おさらいすると、つみたてNISAは一定の条件に合致した投資信託(ETF:上場投資信託含む)を一定額ずつ積み立てていくと、最長2...
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- 2020.09.24
- 投資
いま一般NISAを利用している人は2024年以降どうなるの?
前回、「税制改正でどう変わる、3つのNISA」というコラムで、令和2年(2020年)度の税制改正で、3つのNISA(少額投資非課税制度)がどう変わるのかを解説しました。その中でも、複雑なのは2024年からスタートし、2階建てとなる新NISAです。では、すでに一般NISA口座で株...
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- 2020.06.25
- 投資
税制改正でどう変わる、3つのNISA
令和2年度の税制改正では、NISA(少額投資非課税制度)の改正が決まりました。NISA制度は投資の運用益が一定の枠内で非課税になる制度です。つみたてNISA、一般NISA、そしてジュニアNISAの3つがあります。それぞれどのように変わるのかを解説します。 <つみたてN...
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- 2020.03.19
- 投資
積み立て投資は長期で続けてこそ
2018年につみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)がスタートし、昨年(2019年)には金融庁の報告書騒動などもあり、投資信託の積み立て投資を始める人もふえてきました。企業型確定拠出年金やiDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)を利用して、投信の積み立てを行っている人...
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- 2019.12.19
- ライフプラン
資産形成の第一歩は家計の「見える化」
長寿化がすすむ現代では、「稼ぎ力のあるうちはお給料の一部を貯蓄や投資に振り向けていき、リタイアまでにしっかり金融資産を積み上げる。そしてできるだけ長く働いて、リタイア後は積み上げてきた金融資産を引き出していく」という長期的な視点を持つことが大事です。ただし、そのときに一般的な数...
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- 2019.09.12
- ライフプラン
「老後に2000万円不足」の誤解
今年6月、「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」が公表されてから、「公的年金だけでは老後に2,000万円足りなくなるという、いわゆる「老後2,000万円問題」なるものがメディアを通じて発信されました。私は市場ワーキング・グループ(以下、WG)の委員の1人として関わってき...
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- 2019.06.11
- 投資
海外転勤でも5年までNISA口座で運用が可能に
一般NISA(少額投資非課税制度)や「つみたてNISA」は制度開始から毎年のように改正を重ねています。これまでの変遷をまとめました。●NISAの変遷2014年:一般NISAスタート (投資限度額は年間100万円、5年非課税、金融機関の変更不可)2015年:1年ごとの金融機...
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- 2019.03.07
- 投資
長期の資産形成に資する投資信託とは?
ここ数年、投資信託を活用して資産形成を行う現役世代にとって、コストや税優遇、情報開示など、さまざまな面で投資環境が向上しました。一方で投資信託は商品数が多く、投資を始めるハードルになっている面もあります。そこで、「長期の資産づくりの中核に据えられるのはどんな投資信託だろう」とい...