コラムColumn
弊所講師陣や全国の著名FPによる連載コラムを
無料で公開しています。
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- 2023.03.09
- 生命保険
保険金受取人が先に亡くなっていたらどうなる?
生命保険の契約をするときには、保険金受取人を指定します。このことから「保険には名前をつけられる」とも言われています。保険会社は、指定された保険金受取人に保険金を支払います。もっと言えば、保険金受取人にしか請求する権利はありません。他の金融商品と違って遺産分割協議をしないといけな...
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- 2023.03.02
- ライフプラン
高齢者虐待の見過ごせない現実
介護保険制度が開始した2000年以降、要介護・要支援認定者は増え続けています。高齢者人口の増加が一因とも考えられますが、第1号被保険者全体に占める要介護・要支援認定者の割合も増加していることから、日本人の長寿化とも関係があるといえます。 ●現在の介護形態在宅による介護サー...
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- 2023.02.23
- 投資
ターゲット・イヤー・ファンドは買ったほうがよいか
最近、確定拠出年金の運用に関する講演依頼が続いています。講演資料作成のため、各運営管理機関のファンドラインナップを調査すると、必ずといってよいほど「ターゲット・イヤー・ファンド」が採用されています。 ■ターゲット・イヤー・ファンドってなに? 国内外の株式市場や債券市...
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- 2023.02.16
- 損害保険
退職後の火災保険は受難が多い
退職を機にやめられる(あるいは減額できる)保障もあれば、そうでない保障もあります。自宅の火災保障(共済や保険)や自動車の保障はやめられない保障の代表格で、どちらも相当に潤沢な資産がある人を除けば退職後も必携です。しかし、損害保険各社の火災保険に関しては、退職後の契約締結に際し、...
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- 2023.02.09
- ライフプラン
だれも知らない「保険」と「共済」の違い
今から30年ほど前、私が初めて共済に加入したのは大学生の頃でした。手元に届いた自動車保険の更新案内に年払い125,000円程度の保険料が記載されていましたが、その矢先に視界に入ってきたのが全労済(現・こくみん共済 coop )のマイカー共済の新聞広告でした。 小型四輪車の...
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- 2023.02.02
- 年金
繰下げ受給に関する代表的な誤解・曲解
2022年4月から、公的年金の繰下げ受給の選択範囲の上限が70歳から75歳へと拡大されました。繰下げ受給については以前にも解説しましたが(※)、「人生100年時代」と呼ばれる長寿社会が到来しつつある昨今においては、増額された年金額を終身にわたり受給でき、かつライフプランの変化に...
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- 2023.01.26
- 生命保険
医療保険にも「免責期間」が設定される商品が増加!?
まずは、タイトルから若干外れたエピソードをひとつ紹介させてください。私事で大変恐縮ですが、私の娘が高校三年生で、ちょうど大学受験真っ盛り。今は、先日の共通テストの結果を受けて、国立大学の二次試験の出願先を決定し、2月上旬から始まる併願する私立大学と二次試験の対策のため、文字通り...
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- 2023.01.19
- 投資
2024年からの新NISAを踏まえ2023年のNISAはどうする
すでにご存じの方が多いと思いますが、12月中旬に公表された令和5年度税制改正大綱によって、2024年からの新NISAの大幅拡充が明らかになりました。 ネット上では「神改正」という声も挙がっているようで、それなりに大きなインパクトでした。正式決定は、通常国会を通過する3月ご...
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- 2023.01.12
- 生命保険
手厚くなった近年のがん保険
がん保険は、医療保険の次に人気の保険です。その保障内容は、医療技術や治療方法などの変化に伴って発売当初とは随分変わってきています。 ■がん保険の日本における歴史について日本におけるがん保険は、1974年から外資系生命保険会社によって販売が開始されました。発売当時のがん治療...
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- 2023.01.05
- 生命保険
世帯構成で変わる子どもの医療保障
昔から議論が絶えない課題に「子どもに医療保障は必要かどうか」があります。FP等の専門家でも見解が割れる問題ですが、「年齢だけにフォーカスして必要性を一様には判断できない」が私見です。掘り下げて考えてみましょう。 ◆不要論の根拠「不要」と考える最大の理由は、自治体による医療...