コラムColumn
絞り込み条件(カテゴリー): 年金
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- 2020.12.17
- 年金
ご存じですか? 勤労者ならではの特典「拠出型企業年金保険」
■今や「企業型確定拠出年金」と間違えられるが・・・生命保険会社が提供する団体年金保険の一種で、「拠出型企業年金保険」という保険商品があるのをご存じでしょうか。「拠出型」と称していることから、企業型確定拠出年金(企業型DC)と混同されがちですが、拠出型企業年金保険と企業型DCは似...
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- 2020.11.05
- 年金
私的年金の役割は完投型から「継投型」へ
前回のコラム(※1)では「公的年金の繰下げ受給」について取り上げましたが、近年、この繰下げ受給を活用した、公的年金と私的年金の新たな役割分担のあり方が提唱されているのをご存じでしょうか。 ■かつては「完投型」が理想だったが・・・公的年金との年金制度の役割分担というと、かつて...
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- 2020.09.17
- 年金
意外と柔軟! 公的年金の「繰下げ受給」
公的年金の年金額は、国民年金なら保険料納付期間、厚生年金保険なら加入期間および給与(標準報酬)水準を基に算定されるため、現役時代の働きに比例するのが一般的です。しかし、受給開始の間際に、個人の選択により年金額を増やせる「ラストチャンス」があるのをご存知でしょうか?それが、今回紹...
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- 2020.07.16
- 年金ライフプラン
去年は2,000万円、今年は1,200万円!?
金融庁が昨年2019年6月3日に公表した金融審議会/市場ワーキング・グループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』は、「(前略)収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取崩しが必要になる」と記載された箇所が...
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- 2020.03.12
- 年金
個人年金保険の「あの図解」への違和感
個人年金保険のしくみを説明するパンフレットやWebサイトで良く見かける、三角形と四角形で構成される図解、皆さんはご存じでしょうか? ○ ○○○ ...
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- 2020.01.30
- 年金
老齢年金の受給者が働いて収入を得ると損なのか?
2019年12月19日に、全世代型社会保障検討会議の中間報告が公表されました。年金分野では、受給開始時期の選択肢の拡大や厚生年金の適用範囲の拡大と共に、在職老齢年金制度の見直しが盛り込まれています。一定の要件に当てはまる場合、月額の報酬と年金の合計額に応じて年金が減額される制度...
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- 2020.01.23
- 年金
老齢基礎年金を満額受け取るには? ~ 任意加入制度の活用
国民年金保険料を20歳から60歳まで40年間納めた方は、65歳から老齢基礎年金を満額受け取ることができます。2019年度は780,100円(年額)です。しかし20歳から60歳までの間で国民年金保険料を納めていない期間があると、それに相当する年金額が減額されてしまいます。そうした...
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- 2019.11.14
- 年金
「グローバル年金指数ランキング」にだまされるな!
■日本の年金制度は世界的に見劣りしている!?2019年10月21日、外資系コンサルティング会社のマーサー社とオーストラリアのモナッシュ金融研究センター(MCFS)は、「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数」の2019年ランキングを発表しました。オランダが2年連続で首位を堅持...
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- 2019.07.25
- 年金
20歳になった子に伝えたい年金の話
日本では、20歳になると国民年金への加入義務が生じます。全国民共通の基礎年金となる国民年金は、加入するかしないかを自分で選ぶものではなく、原則として強制加入の制度ですから、立場に応じた手続きをとらなくてはなりません。しかし残念ながら、日本の学校では年金の仕組みを詳しく学ぶ機会が...
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- 2019.07.09
- 年金
「2,000万円問題」から学べること
最近、「2,000万円問題」とも呼ばれメディアで大きく取り上げられた問題があります。皆さんも目や耳にしたのではないでしょうか。これは、金融審議会の市場ワーキング・グループの報告書である「高齢社会における資産形成・管理」の中に書かれていた、公的年金だけでは老後の生活費は1,300...