講師陣Lecturer
黒嵜 隆Kurosaki Takashi
- 弁護士
- 生活経済研究所長野 研究員
1961年、熊本県玉名市生まれ
1983年、オートバイ事故を起こして脊髄を損傷し、下半身不随となり車いすでの生活となる。
1985年、明治大学政治経済学部政治学科卒業
1995年司法試験に合格。1998年に東京弁護士会に弁護士登録し弁護士となる。
2000年に独立してフロンティア法律事務所を開設し、その後事務所を法人化。弁護士法人フロンティア法律事務所の代表弁護士に就任、現在に至る。
長年の弁護士業務のなかで、個人の生活にかかわる法律問題や企業活動における法律問題を多く手掛けている。
2018年には東京弁護士会監事、2023年には東京弁護士会副会長に就任するなどして弁護士会のマネージメントにも注力している。
また、飲食店経営も行っており、2014年に株式会社クロスロードカンパニーを立ち上げて現在東京都港区内で複数の飲食店を経営している。
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趣味
Bluesを聴くこと… Bluesは現在のブラックミュージックやロック、ジャズなどのルーツとされるアメリカ南部の黒人音楽です。むせび泣くギターが心に染みます。
Bluesに関連する映画、本なども収集しており、ついにはBlues barまで出店しました(現在は閉店中です)
囲碁… これほど古い歴史があって面白いボードゲームはありません(私見です)。
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得意分野
個人の方につきましては、相続分野、離婚分野、高齢の方の財産管理、障がいのある方の法律問題、交通事故被害者の法的支援、借金問題の整理など数多くの案件を取り扱っています。
また、中小企業の経営上発生する法律問題、飲食店経営に関する法律問題などにつきましても、様々なご相談をお受けしています。
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ひと言
私は、大学3年時にオートバイで事故を起こして以降ずっと車いすで生活しています。
大学生の時は、ヒーローショーの役者やテレビ番組制作会社でアルバイトをするなどしてエンターテイメント業界への就職を考えていましたが、当時車いす生活になってからの就職活動が難しくて、思い切って弁護士を目指すことにしました。それから長年司法試験を受験した後なんとか合格して現在に至ります。
自分が事故を起こして苦しかった時にたくさんの周りの人に助けられて自立した生活を送ることができるようになったことから、困難な立場にある人の頼りになる存在になりたいという思いで弁護士の仕事を行っています。
私は、ある日突然歩けなくなって、普通に歩けるという常識が一瞬にして常識ではなくなりました。そこで、常識にとらわれずに自分の気持ちを大事にして、やりたいことにとことんチャレンジするというポリシーを持っています。
ご縁を頂いて生活経済研究所長野の講師陣に加わることになりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。