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コラムColumn

  • 2019.01.31
  • 生命保険
  • 田中 美子

進む保険契約時・給付金請求時のペーパーレス化

世の中はペーパーレス化が進んでいます。保険業界においては、損害保険はすでに契約時などの手続きがペーパーレスになっていますが、ここにきて生命保険契約でもどんどん進んでいます。
「生命保険契約がタブレットでできる?」「印鑑は?」「告知は大丈夫?」「意向確認は?」と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。私もその一人でした。ペーパーレスで保険の申込をすると、お客様にはご加入の控えはなく、後日ハガキが送られて、契約が成立したら保険証券が送られるという流れです。紙でのやり取りではないため、申込から成立までの時間は随分短くなり、保険会社によってはタブレット上で、加入の可否がその場でわかります。もちろん何十年も紙を使っての契約だったので、最初は「紙じゃないと嫌」と戸惑いのあるお客様もいらっしゃいましたし、私も個人的にはお客様の手元に申込の控えがないのは懸念材料でした。
一方で保険会社の方に聞くと、タブレットでの申込だと何時何分にどの端末で契約したかという記録が残り、さらには紙で申込を頂いても本社に書類が届いたらスキャンしてデータ化しているので、保険会社としてもペーパーレスの方が利便性も高く安心でスピーディーであるとの事でした。なるほど・・・お客様さえ納得されればペーパーレスでの契約の方がいいですね。

以前はネットショッピングもセキュリティ上の不安で控えられた方でも、最近では安さと速さと自宅まで届けてくれる便利を優先される方もいらっしゃるでしょう。確かにインターネット用の保険は数年前からありますし、保険会社が保険の募集人に推奨するようになったのは、セキュリティの安全性も実証されてきているのでしょう。
ただ全部の保険種類がペーパーレスではなく、例えば法人契約は今まで通り紙での対応という保険会社がほとんどです。保険会社によって若干対応の違いがありますが、お客様の立場からするとペーパーレス化で個人情報が漏れることなく、利便性が高く安全でスピーディーな対応はメリットが多いでしょう。

またペーパーレスは契約時だけではありません。入院給付金の請求などもパソコンやスマートフォンなどを使って領収書などの画像をアップロードすれば給付金の請求が可能という保険会社も出てきています。全ての給付金が対象ではありませんが、条件を満たせば簡単に請求ができ、保険募集人に書類を持ってきてもらったり、保険会社から手続き書類を郵送で送ってもらったりすることなく、一瞬でアップロードし手続き完了です。最短で翌営業日に給付金を振り込んでもらえるとなると、お客様にとってはかなり利便性が高くなります。いつでもどこでも請求可能ということです。保険募集人を経由することなく、郵便遅延や郵便事故などの心配もないこの方法は、どれだけの時間短縮になるでしょうか。保険は出口が大事ですので、この対応は素晴らしいと思いました。

理屈から考えると、契約時と給付金請求時のペーパーレス化はいずれ全部の保険会社が対応可能となるでしょう。更にその他の手続きも追加されどんどんペーパーレスが進むのではないでしょうか。それと同時に感情面から考えると、人生100年時代、高齢化は加速していきますので、全てがデジタルではなく、アナログの部分も残しておいて欲しいと思う今日この頃です。

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