コラムColumn
絞り込み条件(執筆者): 関口 輝
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- 2022.12.08
- 損害保険
等級制度に見る自動車補償へのスタンス
ご存じの通り、こくみん共済coop マイカー共済の等級は22等級まであり、最大割引率は64%となっています。これは、損保各社の一般的な自動車保険が「20等級・最大割引率63%」に留まる点と比較するとやや有利な特徴ではあるものの、特筆すべき優位性とまではいえません。しかも、マイカ...
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- 2022.12.01
- その他
ふるさと納税の手続き簡素化に期待すること
ふるさと納税にかかる手続きのさらなる簡素化として、「ワンストップ特例制度」の申請がオンライン手続きだけでできるようになりました。2022年9月5日に「自治体マイページ」に新機能として追加され、サービスが開始されています。 ●自治体マイページとは自分が寄附したふるさと納税を...
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- 2022.10.13
- 損害保険
自動車保険の長期契約は誰得なのか
損害保険各社の自動車保険には、保険期間が1年を超える長期契約があります。保険期間は2年、3年、7年などさまざまですが、1年契約にしか馴染みがない人は、「長期契約すれば割引が大きいのか」という期待や、「等級はどうなるのか」「途中で契約内容を変えられるのか」といった疑問が尽きません...
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- 2022.08.18
- 損害保険
値上げが続く火災保険(2022年10月改定)
近年、値上げ続きの火災保険・地震保険が、2022年10月から多くの地域で値上げされます。その背景や具体的な値上げ幅をみてみましょう。 1.火災保険参考純率は全国平均で10.9%アップ。長期契約は最長5年へ2021年5月21日、損害保険料算出機構は火災保険(住宅総合保険)の...
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- 2022.07.07
不妊治療に立ちはだかる仕事との両立
2022年4月から、一般不妊治療に併せ生殖補助医療も保険適用になりました。治療を受ける人の経済的負担は軽減されたものの、これですべての課題が解消されたわけではありません。厚生労働省の「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」をもとに、解消されない課題について理解を...
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- 2022.02.17
- その他
認知症予防は早期発見から
認知症の有病者数は約462万人、高齢者のおよそ7人に1人です※1。認知症のグレーゾーンともいわれる前段階の軽度認知障害(MCI)まで含めると4人に1人が患っているとされ、2025年には700万人が認知症になると推計されています。 ◆認知症になるとできなくなること認知症に...
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- 2022.01.06
- 生命保険
単独世帯の共済・保険は誰が請求するのか
未婚率の増加や核家族化の影響を受けて、単独世帯が増加しています。総務省統計局によると、現在36%を占める単独世帯の割合は2040年には40%に達すると予測されています。日常生活上の様々なリスクに対して親族が担う役割は大きいものの、単独世帯には少なくとも同居親族がいません。親族間...
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- 2021.08.19
- 生命保険
亡くなった親の保険契約を見つける方法
もし皆さんが、「亡くなった父は生前、生命保険に加入していたはずだが、証券が見当たらず加入先が分からない。請求もできない」という問題に直面したらどうしますか。2021年7月1日から始まった新しい制度「生命保険契約照会制度」が、この問題を解決してくれるかもしれません。 ■生命...
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- 2021.02.25
- 生命保険
就業不能補償は必要か
ひと昔前までは「自営業者向けの補償」と考えられていた就業不能補償ですが、昨今は会社員等にも加入者が増えています。自営業者に比べ、公的保障(社会保障)が手厚い会社員等の場合でも、備えるべきリスクなのでしょうか。 (1) 公的保障の給付会社員等の公的保障が手厚いと考えられる最大...
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- 2020.08.13
- 相続
親のお金で親の葬儀代を支払う方法
人が亡くなると、その人名義の銀行口座は凍結されます。凍結とは取引停止措置なので、口座からの引き出しも振り込みも引き落としも、口座への入金すらもできなくなります。故人のお金で生活していた人がいればその生活に困りますし、亡くなるまでにかかった医療機関への支払いや埋葬や葬儀費用などの...